2006年の調査結果

2006
12月

冬物売上低迷や仕入コスト高により業況DIのマイナス幅は3カ月ぶりに拡大

12月の景況をみると、全産業合計の業況DI(前年同月比ベース、以下同じ)は、前月水準(▲24.5)よりマイナス幅が0.7ポイント拡大して▲25.2となり、3カ月ぶりにマイナス幅が拡大した。
産業別の業況DIは、建設、卸売でマイナス幅が縮小したものの、他の3業種で拡大した。
景気に関する声、当面する問題としては、各業種から業況好調、売上増加、消費回復、先行き期待という声が寄せられている一方、公共事業の減少や競争激化、暖冬の影響等による冬物の売上低迷など業況低迷、仕入コストの上昇による採算悪化、先行き不透明感を訴える声も聞かれる。

2006
11月

業況DIのマイナス幅は縮小も、暖冬予想や仕入コスト高の影響あり

11月の景況をみると、全産業合計の業況DI(前年同月比ベース、以下同じ)は、前月水準(▲25.2)よりマイナス幅が0.7ポイント縮小して▲24.5となり、2カ月連続でマイナス幅が縮小した。
産業別の業況DIは、建設、卸売でマイナス幅が拡大したものの、他の3業種で縮小した。
景気に関する声、当面する問題としては、各業種から業況好転、売上好調、消費回復、先行き期待という声が寄せられている一方、公共事業の減少や競争激化、暖冬予想の影響等による消費の低迷など業況低迷、仕入コストの上昇による採算悪化、先行き不透明感を訴える声も聞かれる。

2006
10月

業況DIのマイナス幅は、2カ月ぶりに縮小

10月の景況をみると、全産業合計の業況DI(前年同月比ベース、以下同じ)は、前月水準(▲27.0)よりマイナス幅が1.8ポイント縮小して▲25.2となり、2カ月ぶりにマイナス幅が縮小した。
産業別の業況DIは、卸売、小売でマイナス幅が拡大したものの、他の3業種で縮小した。
景気に関する声、当面する問題としては、各業種から業況好調、売上増加、消費回復、先行き期待という声が寄せられている一方、売上単価の低下や消費の低迷など業況低迷、仕入コストの上昇や人件費増による採算悪化、借入金利の上昇懸念、先行き不透明感を訴える声も聞かれる。

2006
9月

業況DIのマイナス幅は、3カ月ぶりに拡大

9月の景況をみると、全産業合計の業況DI(前年同月比ベース、以下同じ)は、前月水準(▲22.9)よりマイナス幅が4.1ポイント拡大して▲27.0となり、3カ月ぶりにマイナス幅が拡大した。
産業別の業況DIは、全業種でマイナス幅が拡大した。
景気に関する声、当面する問題としては、各業種から業況好調、売上増加、消費好調、先行き期待という声が寄せられている一方、依然として公共工事の減少など業況低迷や先行き不透明感、仕入コストの上昇による採算悪化、借入金利の上昇、地域間格差を訴える声も聞かれる。

2006
8月

業況DIは2カ月連続改善も、仕入・輸送コスト増、金利上昇等不安材料あり

8月の景況をみると、全産業合計の業況DI(前年同月比ベース、以下同じ)は、前月水準(▲24.0)よりマイナス幅が1.1ポイント縮小して▲22.9となり、2カ月連続でマイナス幅が縮小した。
産業別の業況DIは、製造でマイナス幅が拡大したものの、他の4業種で縮小した。
景気に関する声、当面する問題としては、各業種から業況好調、売上増加、消費回復、先行き期待という声が寄せられている一方、依然として原油・素材価格の高騰や仕入・輸送コストの上昇とそれに伴う採算の悪化、借入金利上昇による影響を訴える声も聞かれる。

2006
7月

業況DIは3カ月ぶりにマイナス幅縮小も、仕入コスト上昇等の懸念材料あり

7月の景況をみると、全産業合計の業況DI(前年同月比ベース、以下同じ)は、前月水準(▲27.5)よりマイナス幅が3.5ポイント縮小して▲24.0となり、3カ月ぶりにマイナス幅が縮小した。
産業別の業況DIは、卸売でマイナス幅が拡大したものの、他の4業種で縮小した。
景気に関する声、当面する問題としては、各業種から業況好調、売上増加、消費好調、先行き期待という声が寄せられている一方、依然として原油・素材価格の高騰による仕入・輸送コストの上昇、受注の減少等による景況の停滞感、天候不順による来店者数の減少など消費の低迷、借入金利上昇による資金繰り悪化に対する懸念など先行き不安を訴える声も聞かれる。

2006
6月

業況DIは2カ月連続でマイナス幅が拡大、目立つ仕入コスト上昇の声

6月の景況をみると、全産業合計の業況DI(前年同月比ベース、以下同じ)は、前月水準(▲23.6)よりマイナス幅が3.9ポイント拡大して▲27.5となり、2カ月連続でマイナス幅が拡大し、今年の1月水準(▲26.9)を割り込んだ。
産業別の業況DIは、卸売でマイナス幅が縮小したものの、他の4業種で拡大した。
景気に関する声、当面する問題としては、各業種から業況好調、売上増加、消費堅調、先行き期待という声が寄せられている一方、依然として原油・素材価格の高騰による仕入・輸送コストの上昇、公共事業の縮小等による景況の停滞感、来店者数の減少など消費の低迷、先行き不安を訴える声も聞かれる。

2006
5月

業況DIは4カ月ぶりに悪化、仕入コスト増、金利上昇懸念等不安材料あり

5月の景況をみると、全産業合計の業況DI(前年同月比ベース、以下同じ)は、前月水準(▲22.3)よりマイナス幅が1.3ポイント拡大して▲23.6となり、4カ月ぶりにマイナス幅が拡大した。
産業別の業況DIは、建設、製造、サービスでマイナス幅が縮小したものの、他の2業種で拡大した。各業種から業況好調、売上増加、消費回復、先行き期待という声が寄せられている一方、依然として原油・素材価格の高騰、公共事業の縮小、天候不順等による景況の停滞感、購買活動に対する消費者の慎重姿勢など消費の低迷、先行き不安を訴える声も聞かれる。

2006
4月

業況DIは3カ月連続改善も、仕入コスト増、金利上昇懸念等不安材料あり

4月の景況をみると、全産業合計の業況DI(前年同月比ベース、以下同じ)は、消費税率引き上げに伴う駆け込み需要が見られた平成9年3月調査(▲18.6)以来の高さとなった前月水準(▲23.5)よりマイナス幅が1.2ポイント縮小して▲22.3となり、3カ月連続でマイナス幅が縮小した。
産業別の業況DIは、建設、製造でマイナス幅が拡大したものの、他の3業種で縮小した。各業種から業況好調、売上増加、消費回復、先行き期待という声が寄せられている一方、依然として原油・素材価格の高騰、公共事業の縮小、受注価格の低下、日銀の量的緩和政策の解除による影響等による景況の停滞感、購買活動に対する消費者の慎重姿勢など消費の低迷、先行き不安を訴える声も聞かれる。

2006
3月

業況DIは2カ月連続で改善し、マイナス20台前半へ

3月の景況をみると、全産業合計の業況DI(前年同月比ベース、以下同じ)は、前月水準(▲26.6)よりマイナス幅が3.1ポイント縮小して▲23.5となり、2カ月連続でマイナス幅が縮小した。
業況DIの水準は、消費税率引き上げに伴う駆け込み需要が見られた平成9年3月調査(▲18.6)以来の高さとなった。
業種別の業況DIも、全業種でマイナス幅が縮小している。各業種から業況好調、売上増加、消費回復、先行き期待という声が寄せられている一方、依然として公共事業の縮小、日銀の量的緩和政策解除による影響、原油・素材価格の高騰等による景況の停滞感、購買活動に対する消費者の慎重姿勢など消費の低迷、先行き不安を訴える声も聞かれる。

全産業業況DIの推移

商工会議所LOBO調査結果は、広くご利用いただくことができます。

企業を取り巻く経営環境や直面する課題等の現状を示すデータとして、公表しています。
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