2月の景況をみると、全産業合計の業況DI(前年同月比ベース、以下同じ)は、前月水準(▲26.9)よりマイナス幅が0.3ポイント縮小して▲26.6となり、2カ月ぶりにマイナス幅が縮小した。
業種別の業況DIは、製造、小売でマイナス幅が拡大したものの、他の3業種で縮小したため、全産業合計の業況DIのマイナス幅も縮小した。業況好調、売上増加、消費回復、先行き期待という声の一方、依然として公共事業の縮小、原油・素材価格の高騰等による景況の停滞感、購買意欲の減退など消費の低迷、先行き不安を訴える声が寄せられている。