12月の景況をみると、全産業合計の業況DI(前年同月比ベース、以下同じ)は、前月水準(▲35.0)よりマイナス幅が0.9ポイント拡大して▲35.9となり、5カ月連続でマイナス幅が拡大した。
業種別の業況DIは、サービスを除く4業種でマイナス幅が拡大したため、全産業合計の業況DIのマイナス幅も拡大した。製造業を中心に引き続き業況は好調との声はあるものの、公共事業の縮小や消費の低迷、原油・素材価格の高騰などによる景気の先行き悪化を懸念する声が寄せられている。
12月の景況をみると、全産業合計の業況DI(前年同月比ベース、以下同じ)は、前月水準(▲35.0)よりマイナス幅が0.9ポイント拡大して▲35.9となり、5カ月連続でマイナス幅が拡大した。
業種別の業況DIは、サービスを除く4業種でマイナス幅が拡大したため、全産業合計の業況DIのマイナス幅も拡大した。製造業を中心に引き続き業況は好調との声はあるものの、公共事業の縮小や消費の低迷、原油・素材価格の高騰などによる景気の先行き悪化を懸念する声が寄せられている。
11月の景況をみると、全産業合計の業況DI(前年同月比ベース、以下同じ)は、前月水準(▲32.8)よりマイナス幅が2.2ポイント拡大して▲35.0となり、4カ月連続でマイナス幅が拡大した。
業種別の業況DIは、建設、製造、卸売の3業種でマイナス幅が縮小したが、小売、サービスで拡大したため、全産業合計の業況DIはマイナス幅が拡大した。製造業を中心に引き続き業況は好調との声はあるものの、公共事業の縮小や消費の低迷、原油・素材価格の高騰などによる景気の先行き悪化を懸念する声が寄せられている。
10月の景況をみると、全産業合計の業況DI(前年同月比ベース、以下同じ)は、前月水準(▲30.6)よりマイナス幅が2.2ポイント拡大して▲32.8となり、3カ月連続でマイナス幅が拡大した。
業種別の業況DIは、製造、卸売を除く3業種でマイナス幅が拡大したため、全産業合計の業況DIもマイナス幅が拡大した。引き続き各業種で業況は好調との声はあるものの、業種間、企業間の格差も大きい。景気の先行きについても、回復に期待するとの声の一方、依然として消費の低迷や、公共事業の縮小、原油、素材価格の高騰による仕入れコスト上昇などの不安材料を訴える声が寄せられている。
9月の景況をみると、全産業合計の業況DI(前年同月比ベース、以下同じ)は、前月水準(▲27.4)よりマイナス幅が3.2ポイント拡大して▲30.6となり、2カ月連続でマイナス幅が拡大した。
業種別の業況DIは、建設を除く4業種でマイナス幅が拡大したため、全産業合計の業況DIもマイナス幅が拡大した。引き続き各業種で業況は好調との声はあるものの、業種間、企業間の格差も大きい。景気の先行きについても、回復に期待するとの声の一方、依然として消費の低迷や、公共事業の縮小、原油、素材価格の高騰による仕入れコスト上昇などの不安材料を訴える声が寄せられている。
8月の景況をみると、全産業合計の業況DI(前年同月比ベース、以下同じ)は、前月水準(▲47.6)よりマイナス幅が2.6ポイント縮小して▲45.0となり、2カ月連続でマイナス幅が縮小した。
業種別の業況DIは、卸売を除く4業種でマイナス幅が縮小したため、全産業合計の業況DIもマイナス幅が縮小した。しかし、製造業を中心に、一部に景気の先行きに期待との声があるものの、依然DI値の水準は低く、中小企業の足元では、景気の見通しの不透明さと不況の常態化から、引き続き停滞感が漂っている。景気の先行きについては、公共事業の縮小や、冷夏の影響、消費低迷と単価下落などを訴える声が寄せられている。
7月の景況をみると、全産業合計の業況DI(前年同月比ベース、以下同じ)は、前月水準(▲31.1)よりマイナス幅が5.4ポイント縮小して▲25.7となり、3カ月ぶりにマイナス幅が縮小した。
業種別の業況DIは、卸売を除く4業種でマイナス幅が縮小したため、全産業合計の業況DIもマイナス幅が縮小した。製造業を中心に業況は好調との声や、猛暑の影響により夏物商品が売上増といった声の一方、中小企業の足元の業種間、企業間の格差は大きい。景気の先行きについても、回復に期待するとの声の一方、依然として消費の低迷や、公共事業の縮小、素材価格の高騰による仕入コストの上昇などの不安材料を訴える声が寄せられている。
6月の景況をみると、全産業合計の業況DI(前年同月比ベース、以下同じ)は、前月水準(▲27.1)よりマイナス幅が4.0ポイント拡大して▲31.1となり、2カ月連続でマイナス幅が拡大した。
業種別の業況DIは、卸売を除く4業種でマイナス幅が拡大したため、全産業合計の業況DIもマイナス幅が拡大した。依然DI値は低水準のうえ、中小企業の足元の景況感は、業種間、企業間の格差も大きい。景気の先行きについても、回復に期待するとの声の一方、依然として消費の低迷や、公共事業の縮小、素材価格の高騰による仕入コストの上昇などの不安材料を訴える声が寄せられている。
5月の景況をみると、全産業合計の業況DI(前年同月比ベース、以下同じ)は、前月水準(▲26.8)よりマイナス幅が0.3ポイント拡大して▲27.1となり、5カ月ぶりにマイナス幅が拡大した。
業種別の業況DIは、建設、製造、サービスの3業種でマイナス幅が縮小したが、卸売、小売で拡大したため、全産業合計の業況DIもマイナス幅が拡大した。中小企業の足元の景況の停滞感は薄れてきてはいるものの、依然DI値は低水準で、業種間、企業間の格差も大きい。景気の先行きについても、回復に期待するとの声の一方、依然として消費の低迷や、公共事業の縮小、素材価格の高騰による仕入コストの上昇などの不安材料を訴える声が寄せられている。
4月の景況をみると、全産業合計の業況DI(前年同月比ベース、以下同じ)は、前月水準(▲30.2)よりマイナス幅が3.4ポイント縮小して▲26.8となり、4カ月連続でマイナス幅が縮小し、平成9年4月以来、7年ぶりにマイナス20台となった。
業種別の業況DIは、全業種でマイナス幅が縮小し、全産業合計の業況DIもマイナス幅が縮小した。中小企業の足元の景況の停滞感は薄れてきてはいるものの、依然DI値は低水準で、業種間、企業間の格差も大きい。景気の先行きについても、回復に期待するとの声の一方、依然として消費の低迷や、公共事業の縮小、素材価格の高騰による仕入コストの上昇などの不安材料を懸念する声が寄せられている。
3月の景況をみると、全産業合計の業況DI(前年同月比ベース、以下同じ)は、前月水準(▲33.3)よりマイナス幅が3.1ポイント縮小して▲30.2となり、3カ月連続でマイナス幅が縮小した。
業種別の業況DIは、卸売を除く4業種でマイナス幅が縮小したため、全産業合計の業況DIもマイナス幅が縮小した。業況は好調との声はあるものの、依然DI値は低水準で、中小企業の足元には景況の停滞感が残っている。景気の先行きについても、回復に期待するとの声の一方、公共事業の縮小や消費の低迷のほか、BSE(狂牛病)や鳥インフルエンザの発生、素材価格の高騰などによる仕入コスト上昇などの、不安材料を懸念する声が寄せられている。