5月の景況をみると、全産業合計の業況DI(前年同月比ベース、以下同じ)は、前月水準(▲35.3)よりマイナス幅が4.4ポイント縮小して▲30.9となり、2カ月ぶりにマイナス幅が縮小した。
業種別の業況DIは、全ての業種でマイナス幅が縮小した。業況は好調との声は引き続き多いものの、依然として公共事業の縮小や消費の低迷、原油・素材価格の高騰などによる景況の停滞感を訴える声が寄せられている。
5月の景況をみると、全産業合計の業況DI(前年同月比ベース、以下同じ)は、前月水準(▲35.3)よりマイナス幅が4.4ポイント縮小して▲30.9となり、2カ月ぶりにマイナス幅が縮小した。
業種別の業況DIは、全ての業種でマイナス幅が縮小した。業況は好調との声は引き続き多いものの、依然として公共事業の縮小や消費の低迷、原油・素材価格の高騰などによる景況の停滞感を訴える声が寄せられている。
5月の景況をみると、全産業合計の業況DI(前年同月比ベース、以下同じ)は、前月水準(▲26.8)よりマイナス幅が0.3ポイント拡大して▲27.1となり、5カ月ぶりにマイナス幅が拡大した。
業種別の業況DIは、建設、製造、サービスの3業種でマイナス幅が縮小したが、卸売、小売で拡大したため、全産業合計の業況DIもマイナス幅が拡大した。中小企業の足元の景況の停滞感は薄れてきてはいるものの、依然DI値は低水準で、業種間、企業間の格差も大きい。景気の先行きについても、回復に期待するとの声の一方、依然として消費の低迷や、公共事業の縮小、素材価格の高騰による仕入コストの上昇などの不安材料を訴える声が寄せられている。
5月の景況をみると、全産業合計の業況DI(前年同月比ベース、以下同じ)は、前月水準(▲50.1)よりマイナス幅が2.3ポイント縮小して▲47.8となり、2カ月ぶりにマイナス幅が縮小した。
業種別の業況DIは、全業種でマイナス幅が縮小したが、依然、DI値の水準は低く、中小企業の足元では、景気の見通しの不透明さと不況の常態化から、停滞感が漂っている。景気の先行きについては、公共事業の縮小や、所得の減少等に伴う消費低迷と単価下落に加え、新型肺炎SARSや金融問題などを懸念する声が寄せられている。
5月の景況をみると、全産業合計の業況DI(前年同月比ベース、以下同じ)は、 前月水準(▲49.7)よりマイナス幅が0.7ポイント拡大して▲50.4とな った。これまで2カ月連続して縮小していたマイナス幅が、わずかながらではあるが拡大し、前月、平成12年8・9月以来1年7カ月ぶりにマイナス40台となったDI値の水準は、再びマイナス50ポイント台に低下した。業種別の業況DIを見ると、建設と卸売の2業種で前月よりもマイナス幅がわずかに縮小し、残り3業種では、いずれもわずかではあるがマイナス幅が拡大した。総じて各業種とも、依然としてDI値の水準は低いうえ、公共事業の削減や企業間競争の激化による先行き不安感を訴える声が多数寄せられており、また、5月の月例経済報告における政府の「景気は底入れしている」との判断に対し、「実感はない」との指摘も多く、景気底入れ感にはいまだ遠く厳しい状況にある。
5月の景況をみると、全産業合計の業況DI(前年同月比ベース、以下同じ)は、卸売業および小売業でマイナス幅が前月水準に比べて縮小したことから、前月水準(▲48.6)よりマイナス幅が0.3ポイント縮小して▲48.3となった。昨年3月に大幅な(7.2ポイント)マイナス幅縮小が見られた後は、概ね横ばい傾向で推移し、その後10月以降は7ヵ月連続してマイナス幅拡大が続いていたが、今月は8ヵ月ぶりにマイナス幅縮小となった。一部の小売業などからは、ゴールデンウィーク期を中心に売上増といった声が聞かれるものの、全体としては、業況の悪化傾向は変わらず、先行き不透明感が広がっており、地域経済や足元の景況感は引き続き厳しい状況にある。
5月の景況をみると、全産業合計の業況DI(前年同月比ベース、以下同じ)は、製造業、卸売業、サービス業で前月水準に比べてマイナス幅が若干拡大したものの、小売業でマイナス幅が6.2ポイント縮小したこと等により、DI値は前月水準よりマイナス幅が0.3ポイント縮小して▲34.9となった。マイナス水準での推移は平成3年4月から110ヶ月、また平成3年9月から105ヶ月連続してマイナス2桁水準となっている。昨年4月以来DI値の水準は▲40ポイント台で一進一退の動きを続けた後、3月に大幅なマイナス幅の縮小(7.2ポイント)が見られたが、さらに4月、5月と若干の縮小が続いた。業況の好転や先行きへの期待感を指摘する各業種からの声は増加している一方で、業況の厳しさを訴える声も引き続き多く、足元の景気は、引き続き低迷の中に一部回復の兆しも見られるものの、足取りは極めて鈍い。
5月の景況をみると、全産業合計の業況DI(前年同月比ベース。以下同じ)は前月水準(▲45.9)とほぼ同水準の▲46.0となった。業種別にみると、建設業で4.2ポイント、製造業で0.8ポイント、サービス業で4.1ポイント前月水準に比べマイナス幅が縮小したものの、卸売業で6.1ポイント、小売業で4.2ポイント前月水準に比べマイナス幅が拡大したことからマイナス水準は横ばいで推移している。全産業合計の業況DIは昨年8月に調査開始以来の最低値(▲66.9)を記録した後、8ヶ月連続したマイナス幅の縮小は一服した状況となっている。マイナス水準での推移は平成3年4月以来98ヶ月連続、マイナス2桁水準での推移は同年9月以来93ヶ月連続となっている。