9月の景況をみると、全産業合計の業況DI(前年同月比ベース。以下同じ)は建設業、製造業で前月水準に比べてマイナス幅が縮小したものの、卸売業、小売業、サービス業でマイナス幅が拡大したことから、DI値は前月(▲42.5)とほぼ同水準の▲43.4となった。昨年8月に調査開始以来の最低値(▲66.9)を記録した後、本年4月までマイナス幅の縮小が続いたが、その後、マイナス幅の縮小傾向は一進一退の状況が続いている。中小企業の景況は下げ止まり、改善の傾向も一部窺われるものの、はっきりとした回復への足取りが見えない状況といえる。マイナス水準での推移は平成3年4月以来102ヶ月連続、マイナス2桁水準での推移は同年9月以来97ヶ月連続となっている。