11月の景況をみると、全産業合計の業況DI(前年同月比ベース。以下同じ)は卸売業で前月水準に比べてマイナス幅が拡大したものの、建設業、製造業、小売業でマイナス幅が縮小したことから、DI値は前月と同水準の▲42.7となった。昨年8月に調査開始以来の最低値(▲66.9)を記録した後、本年4月までマイナス幅の縮小が続いたが、その後、マイナス幅の縮小傾向は一進一退の状況が続いている。中小企業の景況は下げ止まり、一部に改善の傾向も窺われるものの、依然としてはっきりとした回復への足取りが見えない状況となっている。マイナス水準での推移は平成3年4月以来104ヶ月連続、マイナス2桁水準での推移は同年9月以来99ヶ月連続となっている。