1月の景況をみると、全産業合計の業況DI(前年同月比ベース、以下同じ)は、製造業、サービス業および卸売業でマイナス幅が前月水準に比べて拡大したことから、前月水準(▲42.4)よりマイナス幅が0.9ポイント拡大して▲43.3となった。昨年3月に大幅な(7.2ポイント)マイナス幅縮小が見られた後は概ね横ばい傾向で推移したが、10月以降4ヵ月連続してマイナス幅が拡大し、1年前とほぼ同水準になった(参考:昨年1月期は▲43.1)。中小企業の景況には、低迷感がさらに強まっており、地域経済や足元の景況感は引き続き厳しい状況にある。