1月の景況をみると、全産業合計の業況DI(前年同月比ベース。以下同じ)は建設業、サービス業で前月水準に比べてマイナス幅が拡大したものの、製造業、卸売業、小売業で前月水準に比べてマイナス幅が縮小したことから、DI値は前月水準よりマイナス幅が0.3ポイントと僅かながら縮小したものの、総体的には前月とほぼ同水準の▲43.1となった。一昨年8月の調査開始以来の最低値(▲66.9)の後、昨年4月までマイナス幅の縮小傾向が続いていたが、その後、業況DIはほぼ横這いで推移しており、マイナス幅の縮小傾向は一進一退の状況が続いている。中小企業の景況は下げ止まり、改善の傾向も一部窺われるが、回復へのはっきりとした動きは依然見えない。マイナス水準での推移は平成3年4月以来106ヶ月連続、マイナス2桁水準での推移は同年9月以来101ヶ月連続となった。