12月の景況をみると、全産業合計の業況DI(前年同月比ベース、以下同じ)は、前月水準(▲35.0)よりマイナス幅が0.9ポイント拡大して▲35.9となり、5カ月連続でマイナス幅が拡大した。
業種別の業況DIは、サービスを除く4業種でマイナス幅が拡大したため、全産業合計の業況DIのマイナス幅も拡大した。製造業を中心に引き続き業況は好調との声はあるものの、公共事業の縮小や消費の低迷、原油・素材価格の高騰などによる景気の先行き悪化を懸念する声が寄せられている。
12月の景況をみると、全産業合計の業況DI(前年同月比ベース、以下同じ)は、前月水準(▲35.0)よりマイナス幅が0.9ポイント拡大して▲35.9となり、5カ月連続でマイナス幅が拡大した。
業種別の業況DIは、サービスを除く4業種でマイナス幅が拡大したため、全産業合計の業況DIのマイナス幅も拡大した。製造業を中心に引き続き業況は好調との声はあるものの、公共事業の縮小や消費の低迷、原油・素材価格の高騰などによる景気の先行き悪化を懸念する声が寄せられている。
12月の景況をみると、全産業合計の業況DI(前年同月比ベース、以下同じ)は、前月水準(▲38.7)よりマイナス幅が0.3ポイント拡大して▲39.0となり、2カ月連続でマイナス幅が拡大した。
業種別の業況DIは、製造、小売を除く3業種でマイナス幅が拡大したため、全産業合計の業況DIもマイナス幅が若干拡大した。製造業を中心に、業況は好調との声はあるものの、依然DI値は低水準で、中小企業の足元では景況の停滞感が根強い。景気の先行きについても、期待するとの声の一方、公共事業の縮小や消費の低迷、競争激化など、不透明感を訴える声が寄せられている。
12月の景況をみると、全産業合計の業況DI(前年同月比ベース、以下同じ) は、前月水準(▲50.4)よりマイナス幅が0.1ポイント拡大して▲50.5 となった。DI値は4月以降、低水準で一進一退を繰り返す不安定な動きをしてお り、11月にマイナス幅が小幅縮小の後、今月は再び若干拡大している。
業種別の業況DIを見ると、建設、製造、小売の3業種でマイナス幅が拡大し たが、卸売、サービスでは縮小した。DI値の水準はマイナス50台と依然として 低く、歳末商戦の低迷や競争激化、商品単価の下落、先行き不安感を訴える声が多 数寄せられており、中小企業の足元の景気は厳しい状況となっている。
12月の景況をみると、全産業合計の業況DI(前年同月比ベース、以下同じ)は、全業種でマイナス幅が前月水準より拡大したことから、前月水準(▲57.3)よりマイナス幅が5.5ポイント拡大して▲62.8となった。この5.5ポイントは、平成9年12月(7.3ポイント拡大)以来4年ぶりの大幅な拡大。また、マイナス60ポイント台は、平成10年12月以来3年ぶり。昨年10月以来、業況の悪化傾向が続き、調査を開始した平成元年4月以来の最低値(平成10年8月、▲66.9)に近づきつつあるなど、地域経済や中小企業の足元の景況感は、一層厳しい状況に陥っている。また、今月は、地域金融機関の経営破綻や年末の厳しい資金繰り状況等を受けて、資金繰り悪化に対する懸念が強まっている。
12月の景況をみると、全産業合計の業況DI(前年同月比ベース、以下同じ)は、卸売業を除く全業種、特に建設業でマイナス幅が前月水準に比べて拡大したことから、前月水準(▲38.8)よりマイナス幅が3.6ポイント拡大して▲42.4となった。今年3月に大幅な(7.2ポイント)マイナス幅縮小が見られた後は概ね横ばい傾向で推移したが、10月、11月とマイナス幅が拡大、今回さらに拡大が続き、今年2月以来10ヵ月ぶりにマイナス40台となった。中小企業の景況には低迷感が強まっており、地域経済や足元の景況感は引き続き厳しい状況にある。なお、マイナス水準での推移は平成3年4月から117ヵ月、また平成3年9月から112ヵ月連続してマイナス2桁水準となっている。
12月の景況をみると、全産業合計の業況DI(前年同月比ベース。以下同じ)は建設業、製造業、卸売業で前月水準に比べてマイナス幅が縮小したものの、小売業、サービス業でマイナス幅が拡大したことから、DI値は前月水準よりマイナス幅が0.7ポイントと僅かながら拡大したが、総体的には前月とほぼ同水準の▲43.4となった。昨年8月の調査開始以来の最低値(▲66.9)の後、本年4月までマイナス幅の縮小傾向が続いていたが、その後、マイナス幅の縮小傾向は一進一退の状況が続いている。中小企業の景況は下げ止まり、改善の傾向も一部窺われるが、回復へのはっきりとした動きは依然見えない。マイナス水準での推移は平成3年4月以来105ヶ月連続、マイナス2桁水準での推移は同年9月以来100ヶ月連続となった。